NTTドコモのオンライン専用プラン「ahamo」は、そのコストパフォーマンスの高さから個人で複数回線を持ちたいと考える人が増えています。私が実際に調査した結果、ahamoは同一名義で最大5回線まで契約できることが判明しました。
しかし、単に申し込むだけでは審査に落ちるリスクや、dアカウント管理の泥沼にはまる危険性があります。本記事では、複数契約の審査を確実に通すための戦略と、運用上の注意点を徹底的に解説します。
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ahamoは同一名義で最大5回線まで持てる|基本ルールを解説

ahamoは個人利用を前提としたプランですが、一人の人間が複数の回線を保有することは認められています。私が確認したドコモの規定や運用実態に基づき、契約上限に関するルールを詳しく解説します。
個人名義なら5回線まで契約できる
NTTドコモの規定により、同一人物が契約できるahamo回線の上限は5回線です。これは音声通話機能付きSIMカードの不正利用を防ぐための業界標準的なルールに基づいています。
ドコモ全体の音声回線上限との兼ね合い
この5回線という枠はahamo単独ではなく、ドコモの音声回線全体の合計で計算されます。すでに「eximo」や「irumo」などのドコモ契約を持っている場合、それらを含めて合計5回線までしか契約できません。
私が実際に確認したところ、既存のドコモ回線がある場合はその分だけahamoの契約枠が減ります。これを知らずに申し込むと審査で弾かれるため、現在の契約状況を正確に把握しておく必要があります。
家族名義での代理契約はできない
ahamoの2回線目以降を申し込む際、家族の名義や子供の名義で契約することはシステム上できません。申し込みは必ず「1回線目と同一の個人名義」で行う必要があります。
未成年の子供用に契約する場合でも、親の名義で複数回線を契約し、それを子供に貸与する形になります。契約名義人と支払名義人は一致している必要があるため、家族それぞれの名義で管理したい人には不向きです。
審査落ちを防ぐための申し込みタイミング
5回線まで契約できるとはいえ、短期間に連続して申し込むと審査に落ちるリスクが高まります。通信業界には通称「90日ルール」と呼ばれる与信管理の慣習が存在するためです。
短期間での大量申し込みは避ける
一度に5回線すべてを申し込むと、システムが「転売目的」や「不正契約」と判定し、契約を拒否される恐れがあります。戦略的に回線を増やすなら、1ヶ月に1回線から2回線程度の間隔を空けて申し込むのが賢明です。
私が推奨するのは、あせらず段階的に契約数を増やしていくアプローチです。特にMNPを利用する場合、1つの回線で審査トラブルが起きると後続の申し込みすべてに影響します。
ブラックリスト入りを回避するコツ
キャンペーン目的で契約し、ポイントを受け取ってすぐに解約する行為は絶対に避けるべきです。短期解約を繰り返すとドコモのブラックリストに入り、将来的に一切の契約ができなくなります。
最低でも半年から1年程度は回線を維持し、実際に通信や通話を利用して実績を作ってください。維持費は将来の信用を守るための必要経費だと割り切るべきです。
複数回線を持つメリット|ポイント還元と維持費の削減

手間をかけてまで複数回線を持つ最大の理由は、経済的なメリットが非常に大きいからです。キャンペーンによる大量のポイント還元と、ドコモ経済圏全体でのコスト削減効果について解説します。
キャンペーンでdポイントを大量に獲得する
現在ahamoでは他社からの乗り換えに対し、dポイントを還元するキャンペーンを実施しています。このキャンペーンは「1人1回」ではなく、「契約回線ごと」に適用されます。
回線ごとの適用で最大10万ポイント
仮に1回線あたりの還元が20,000ポイントの場合、5回線すべてでMNPを行えば合計10万ポイントを獲得できます。計算式は以下の通りです。
このポイントは端末購入や日々の買い物に使えるため、実質的な利益は非常に大きいです。ただしエントリー手続きは回線ごとのdアカウントで行う必要があり、忘れるとポイントは付与されません。
事務手数料が無料なのでリスクが低い
通常のドコモショップで契約すると1回線あたり3,850円の事務手数料がかかりますが、ahamoはオンライン手続き限定でこれが無料です。5回線契約しても初期費用は0円で済みます。
私が計算したところ、店舗契約と比較して約2万円の初期投資を節約できます。初期コストがかからない点は、複数回線運用のハードルを大きく下げてくれる要素です。
「みんなドコモ割」で家族の通信費を下げる
ahamo自体の月額料金は2,970円で固定ですが、ドコモの「みんなドコモ割」の回線数カウント対象に含まれます。これが家族全体の通信費を下げるための重要な鍵となります。
eximo契約者の料金を安くする仕組み
家族にドコモの無制限プラン「eximo」を使っている人がいる場合、ahamo回線を増やすことでその人の料金を安くできます。3回線以上のカウントになれば、eximoの月額料金から永年1,100円が割引されます。
ahamo回線自体は安くなりませんが、主回線の割引要員として機能します。私はこれを「人柱効果」と呼んでいますが、家族全体で見れば通信コストの最適化につながります。
データプラスとの組み合わせでさらに節約
タブレットや2台目のスマホでデータ通信だけを使いたい場合、「データプラス」という月額1,100円のプランを組み合わせることができます。ahamoを親回線として紐づけることが認められています。
- ahamo 2回線契約:月額5,940円、データ計40GB、通話2回線分
- ahamo + データプラス:月額4,070円、データ20GBをシェア、通話親機のみ
用途に合わせてこれらの契約形態を使い分けるのがコツです。iPadなどはデータプラスで運用するほうがコストパフォーマンスは高くなります。
申し込みから管理まで|5回線を運用するための完全ガイド

複数回線の契約はオンラインで完結しますが、その後の管理にはいくつかのアナログな作業や複雑な設定が必要です。実際に運用する上で直面する壁とその乗り越え方を説明します。
申し込み時の最大の壁はdアカウント管理
ahamoのシステムでは、1つのdアカウントにつき1つの電話番号しか登録できません。5回線を契約するためには、5つの異なるdアカウントを管理する必要があります。
アカウントごとに異なるメールアドレスが必要
dアカウント作成には重複しないメールアドレスが必要です。1回線目で使っているアドレスを2回線目の申し込みで入力するとエラーになり、手続きが進みません。
Gmailのエイリアス機能はシステムトラブルの原因になることがあるため、私は管理用に独立したメールアドレスを5つ用意することを推奨します。面倒ですが、これが最も確実な方法です。
ログイン切り替えの手間を減らす方法
ahamoアプリは複数アカウントの切り替え機能が弱く、確認のたびにログアウトとログインを繰り返す必要があります。これは日々の運用において大きなストレスになります。
PCやタブレットのブラウザにあるプロファイル機能を使い、5つのウィンドウでそれぞれ常時ログイン状態にしておくのが効率的です。私が実践している中では、これが唯一のストレスフリーな管理法です。
請求を一つにまとめる「一括請求」の手順
契約直後は回線ごとにバラバラに請求が来ますが、「一括請求サービス」を利用すれば支払いを一つにまとめられます。しかしこの手続きはデジタル完結ではありません。
ウェブでは完結せず郵送が必要になる
一括請求の申し込みは郵送での手続きが必須です。公式サイトから申込書をダウンロードして印刷し、手書きで記入してポストに投函する必要があります。
オンラインプランであるahamoにおいて、このアナログな手続きは最大の難関です。処理には2週間ほどかかるため、早めに投函することをおすすめします。
家族カードでの支払いを実現する裏技
通常ahamoは契約者本人名義のクレジットカードしか使えません。しかし一括請求を組むことで、代表回線の支払い方法を子回線にも適用できます。
これにより、夫名義のカードで妻が使う回線の料金を支払うといった運用ができます。家計を一つにまとめている家庭にとっては非常に便利なテクニックです。
まとめ|ahamo複数回線は手間をかける価値がある

ahamoでの複数回線契約は、dアカウントの管理や郵送手続きなど、多少の手間がかかります。しかしその先には、高額なポイント還元や家族全体の通信費削減といった大きなメリットがあります。
私が解説した通り、審査のタイミングやアカウント管理に気をつければ、個人でもドコモの高品質な回線を安価に複数運用できます。ご自身の通信環境を見直し、この戦略を活用してみてください。


