povo 2.0を物理SIMで契約していても、後からeSIMへ変更したくなるタイミングがあります。サブ回線としての使い勝手を高めたり、即日で開通させたりしたい場合にeSIMは非常に便利です。
私が実際に手続きを行った経験を踏まえ、手数料や具体的な変更手順を解説します。物理SIMからeSIMへの変更は、正しい手順を踏めば誰でも数十分で完了できます。
この記事では、手数料の有無からアプリでの申請方法、開通作業までを網羅しました。失敗しやすいポイントもあらかじめ押さえておけば、スムーズに移行できます。
povoの物理SIMからeSIMへの手数料

契約変更を検討する際、最も気になるのは費用の有無です。povo 2.0の手数料体系は非常にシンプルですが、変更の方向によってコストが大きく異なります。
基本的には、デジタルのeSIMへの変更は優遇されています。一方で、物理的なカードの発行を伴う手続きにはコストが発生する仕組みです。
物理SIMカードの再発行手数料
物理SIMカードを紛失したり破損したりした場合の再発行には、手数料がかかります。この場合、3,850円(税込)が必要です。
以前は無料の期間もありましたが、現在は有料化されています。物理的なカードの配送や製造コストがかかるため、この設定は妥当です。
物理SIMからeSIMへの切替手数料
ここが最も重要なポイントですが、物理SIMからeSIMへの変更手数料は実質無料です。公式サイト上の定価は440円(税込)と記載されていますが、当面の間はキャンペーンにより請求されません。
私は何度も変更手続きを行っていますが、課金されたことは一度もありません。コストをかけずに、物理カードの管理から解放されるのは大きなメリットです。
| 手続き内容 | 手数料(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 物理SIM → eSIM | 0円 | キャンペーン適用中 |
| eSIM → eSIM | 0円 | 機種変更時など |
| eSIM → 物理SIM | 3,850円 | 有料 |
eSIMから物理SIMへの切替手数料
一度eSIMにしたけれど、やはり物理SIMに戻したいというケースもあります。この場合は「SIMカード再発行」扱いとなり、3,850円(税込)の手数料が発生します。
気軽に物理SIMに戻すことはコスト面で推奨できません。eSIMへの変更を行う際は、使用する端末が確実にeSIMに対応しているかを確認する必要があります。
povoの物理SIMからeSIMへの変更手続き

手続きはすべて「povo 2.0アプリ」内で完結します。店舗に行く必要も、電話をかける必要もありません。
アプリの操作は直感的ですが、本人確認や通信の切り替えタイミングには注意が必要です。具体的な手順をステップごとに解説します。
手続きに必要な情報
手続きを始める前に、手元に準備すべきものがあります。これらが欠けていると、途中で操作が止まってしまいます。
必須なのは「eSIM対応のスマートフォン」「安定したWi-Fi環境」「本人確認書類」の3点です。特にWi-Fi環境は、回線切り替え時にモバイル通信が使えなくなるため絶対に欠かせません。
対応端末の確認
使用予定の端末がeSIMに対応しているか確認します。iPhoneであれば、iPhone XS・XR以降のモデルであれば問題なく利用できます。
Androidの場合は、設定メニューから「EID」という識別番号が表示されるかを確認します。EIDが表示されない端末は、物理的にeSIMを利用できません。
Wi-Fi環境の確保
手続きの途中で、古い物理SIMが無効化され、新しいeSIMが有効になる前の「空白時間」が生まれます。このタイミングで新しいプロファイルをダウンロードするために、インターネット接続が必要です。
カフェやフリーWi-Fiはセキュリティや接続の安定性に不安があります。自宅の固定回線など、安定したWi-Fi環境下で作業を行ってください。
変更手続きの流れとアクティベーション
準備が整ったら、povo 2.0アプリを開いて手続きを開始します。画面左上の人型アイコンから「契約管理」へ進み、「SIMの再発行・交換」をタップします。
申請理由は「SIMカードからeSIMへの変更」を選択します。ここから本人確認の手続きに入ります。
アプリでの申請と本人確認(eKYC)
次世代の本人確認システムであるeKYCを利用して、書類と自身の顔を撮影します。運転免許証やマイナンバーカードを使用します。
撮影時は光の反射に注意してください。書類の厚みを確認する撮影もあるため、明るい場所で平らな机の上に置いて撮影するときれいに認証されます。
回線切り替えとeSIM有効化
本人確認の審査が完了すると、メールで「eSIM発行準備完了」のお知らせが届きます。アプリに戻り、「eSIM有効化」のボタンをタップします。
プロファイルのインストール
有効化が完了したら、端末にeSIMプロファイルをインストールします。iPhoneユーザーでiOS 16以上であれば「eSIMクイック転送」機能を使うとQRコードなしで設定できます。
その他の場合は、表示されたQRコードを読み取るか、コードを手入力して設定します。設定が完了し、アンテナピクトが立てば変更作業は終了です。
まとめ

povo 2.0における物理SIMからeSIMへの変更は、手数料無料で非常にお得です。手続きもアプリだけで完結し、即日で新しい通信環境を手に入れられます。
ただし、一度eSIMにすると物理SIMに戻す際に3,850円の手数料がかかります。また、手続き中のWi-Fi環境の確保と、20時までという受付時間には注意が必要です。
これらポイントさえ押さえれば、eSIMへの移行は非常にスムーズに行えます。ぜひこの記事を参考に、便利なeSIMライフを始めてみてください。



