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iPhone XはeSIMに対応してる? 【結論:対応していない】

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2017年に登場し、ホームボタンの廃止や顔認証(Face ID)の導入など、スマートフォンのデザインを大きく変えた歴史的な名機「iPhone X」。その美しいベゼルレスデザインとプレミアム感から、今でもサブ機やWi-Fi専用機、音楽プレーヤーとして手元に残して活用している方も多いのではないでしょうか。しかし、格安SIMへの乗り換えや海外旅行の予定を機に、「手元のiPhone XでeSIM(デジタルSIM)が使えるのか」と調べる方が増えています。

ユリカ

ルリ、私が持ってるこのiPhone Xって、今流行りのeSIMって使えるのかな?海外で使えたら便利そうなんだけど……。

ルリ

ユリカのそのスマホ、高級感があって素敵だよね。……でもね、残念ながらiPhone XはeSIMには対応していないんだ。物理的なプラスチックのSIMカードしか挿せない設計になっているんだよ。

結論から申し上げますと、iPhone XはeSIMに対応していません。この記事では、iPhone XのSIM仕様を詳しく解説するとともに、最初期のeSIM対応iPhoneモデルとの比較、eSIM非対応スマホをeSIM対応化させる特殊カード「eSIM.me」の紹介、そしてiPhone Xユーザーが海外旅行に行く際の代替データ通信手段までを分かりやすく解説します。

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結論:iPhone XはeSIM非対応!

iPhone Xは、物理的なナノSIM(nano-SIM)カードを1枚だけ挿入できるシングルSIMスロット仕様となっています。端末内部にeSIMのプロファイルを書き込むためのチップ(eUICC)が搭載されておらず、システム的にも物理的にもeSIMを追加することは100%不可能です。

なぜ対応していないのでしょうか。iPhone Xが発売された2017年当時は、スマートフォン用のeSIM技術規格自体が世界的にまだ普及しておらず、物理SIMカードのみの対応が業界標準だったという背景があります。eSIMと物理SIMの具体的な違いや仕組みについては、物理SIMとeSIMのメリット・デメリットで分かりやすく解説しています。

eSIM対応iPhoneの最初期モデルのSIM仕様比較表

iPhoneシリーズにおけるeSIM対応状況や回線仕様の違いを比較表に整理しました。購入検討時の参考にしてください。

モデル名発売年SIMスロット仕様eSIM対応5G通信対応
iPhone X / 82017年nano-SIM × 1非対応非対応 (4Gのみ)
iPhone XS / XR2018年nano-SIM × 1 + eSIM対応非対応 (4Gのみ)
iPhone 11 シリーズ2019年nano-SIM × 1 + eSIM対応非対応 (4Gのみ)
iPhone 12 シリーズ2020年nano-SIM × 1 + eSIM対応対応

表から分かる通り、iPhone XはeSIMをサポートしておらず、eSIMを利用したデュアルSIM運用(2回線同時待ち受け)を行うためには、翌年に発売されたiPhone XSまたはiPhone XRはeSIMに対応してる?で紹介しているXR以降のモデルを選ぶ必要があります。

eSIMに対応しているiPhone(XS/XR以降)

eSIMならではの「オンラインで即日契約できる手軽さ」や「海外eSIMによる安価なデータ通信」の恩恵を受けたい場合は、eSIMに対応したXS/XR以降のiPhoneモデルへのアップグレードを強くおすすめします。

iPhone XS / XR世代:eSIM+物理SIMのデュアルSIMに初対応

iPhone XSおよびiPhone XRは、物理SIMスロットに加えてeSIMチップを初めて内蔵したモデルです。これにより、メインの回線を物理SIMで使いつつ、サブの格安回線や海外データ専用のeSIMを同時に有効化する「デュアルSIM運用」が可能です。現在、中古市場でも非常に安価に手に入りやすいため、初期費用を抑えてeSIMを使いたい人に適しています。

iPhone 11 シリーズ以降:eSIMクイック転送等のさらなる進化

iPhone 11シリーズ以降では、eSIMの管理画面が使いやすくなっただけでなく、近くに端末を置くだけでeSIM回線をワイヤレスで直接移行できる「eSIMクイック転送」機能が利用可能になりました。さらにiPhone 12では5G通信に対応、iPhone 13以降では2つのeSIMプロファイルを同時に有効化できる「デュアルeSIM」にも対応し、通信環境の柔軟性が劇的に高まっています。

eSIM非対応スマホをeSIM対応化させる特殊カード「eSIM.me」とは?

「どうしてもお気に入りのiPhone Xを愛用し続けたいけれど、eSIMのプランも使ってみたい」という方に向けた、非常にユニークな裏ワザ的アプローチを紹介します。それが、物理SIMスロットに挿し込むことで、その端末を疑似的にeSIM対応化できる「eSIM.me」という特殊なSIMカードです。

物理SIMカード型eSIM「eSIM.me」の仕組み

eSIM.meは、外見は普通のプラスチック製nano-SIMカードですが、内部にeSIMと同様の書き込み可能なチップを内蔵しています。専用のアプリを使って海外旅行用eSIM(Airalo等)のQRコードをこのeSIM.meカードに書き込むことで、eSIM非対応端末であっても、物理SIMスロットを介してeSIMのプランで通信ができるようになります。画期的なデバイスです。

iPhone Xでの動作検証と注意点

ただし、eSIM.meには極めて重大な欠点があります。プロファイルの書き込みや管理を行う専用アプリが「Android OS」にしか提供されていない点です。iOSデバイスであるiPhone Xでは、アプリを使ってQRコードを読み込ませることができません。あらかじめAndroidスマホを用意してeSIM.meカードへプロファイルを書き込み、そのカードをiPhone Xに入れ替えることでデータ通信自体は動作しますが、設定の手間と費用が非常にかかるため現実的ではありません。詳細な動作と導入手順については、eSIM非対応スマホをeSIM化するeSIM.meでまとめていますが、iPhoneユーザーは素直に端末を買い替えるのが賢い選択と言えます。

iPhone Xユーザーが海外旅行に行くときの代替データ通信手段

eSIMが使えないiPhone Xをそのまま持っていき、海外旅行先で快適かつ安くインターネットを繋ぐための代表的な代替アプローチを紹介します。

現地でプリペイドの「物理SIMカード」を入れ替えて使う

eSIMの代わりに、渡航先の空港や街中の通信ショップで物理的なプリペイドSIMカードを購入して挿し替える方法です。価格の安さはeSIMと同等であり、現地の大手回線を直接使うため通信品質も安定しています。ただし、元の日本のSIMカードを取り出して大切に保管しておく必要があり、非常に小さなSIMカードの紛失リスクがあることや、SIMピンを持ち歩かなければならない手間がデメリットとなります。

ポケットWi-Fiルーターを日本でレンタルして持ち込む

日本国内の主要空港や郵送で、事前にポケットWi-Fiルーターをレンタルして渡航先に持参する方法です。iPhone X側はWi-Fiに接続するだけなので、SIMスロットをいじる必要がなく、複数人の旅行で1台のWi-Fiをシェアして使うこともできます。しかし、eSIMに比べてレンタル料金が非常に割高であること、毎日ルーター本体を充電して持ち歩く荷物が増えてしまうことが欠点です。それぞれの特徴の比較は、こちらの海外eSIMとポケットWi-Fiの比較の記事が参考になります。

よくある質問(FAQ)

iPhone XのeSIM対応に関するよくある疑問に回答します。

iPhone Xに、アプリを使ってeSIMの機能を無理やり追加することはできますか?

いいえ、アプリをインストールするだけでeSIM対応にすることは物理的に不可能です。eSIMの利用には、端末基板上に専用のICチップが搭載されている必要があります。iPhone Xは物理SIMカードスロットしか持たないため、非対応となります。

中古のeSIM対応iPhoneに買い替える場合、どれがおすすめですか?

価格の安さを最重視するなら「iPhone SE (第2世代)」や「iPhone 11」が3万円前後で手に入りやすいためおすすめです。しかし、今後長く愛用したい、あるいは超高速な5G通信を使いたいのであれば、「iPhone 12」や「iPhone SE (第3世代)」へのアップグレードが最も有力な選択肢となります。

まとめ

ルリ

どうしてもeSIMの便利さを体験したいなら、中古で安くなっているiPhone 11や12、SE3などを検討するのが一番手軽でおすすめだよ。新しいスマホにすれば、カメラも画面も全然違うし、旅行がもっと楽しくなるからね。

ユリカ

ルリ、ありがとう!元のSIMを抜き差しする手間がないeSIMはやっぱり魅力的だね。ルリと一緒に旅行の写真をたくさん撮りたいし、私もそろそろeSIM対応のスマホへの買い替えを考えてみるよ!

iPhone XのeSIM対応状況について解説しました。iPhone Xは物理SIMにのみ対応しており、残念ながら内蔵型eSIMの利用はできません。そのため、eSIMプランを利用したい場合は、eSIM対応の後継機種であるiPhone XS/XR以降への乗り換えが必要となります。

もしiPhone Xをそのまま使って海外へ行く場合は、現地の物理プリペイドSIMを購入するか、ポケットWi-Fiのレンタルサービスを代替手段として活用してください。ご自身の予算や旅行スタイルに合わせて、最適な通信環境とデバイス選びを行い、快適なデジタルライフを過ごしましょう。

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この記事を書いた人

在宅勤務の会社員
趣味・得意分野
⇨スポーツ観戦:F1、サッカー、野球
⇨テック分野が好物:AI、スマホ、通信

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