海外旅行中にインターネットが使えると、地図を見たり、お店を調べたりできて本当に便利です。私が海外渡航でよく利用するのが、Holafly（ホラフライ）のeSIMです。
Holaflyはとても便利なサービスですが、「残りあと何日使えるか」を正確に把握しておくことが重要です。万が一、滞在中に使えなくなると大変困ります。この記事では、Holaflyの残日数を正確に確認する方法と、利用開始（アクティベート）の仕組みについて、詳しく解説します。
Holaflyの残日数｜確認する唯一の正しい方法
Holaflyのプラン状況に関する最も正確で信頼できる情報は、Holaflyが提供する公式プラットフォームにしかありません。私が強く推奨するのは、スマートフォン本体の設定ではなく、必ずHolaflyの公式アプリかウェブサイトで確認することです。これらが、あなたの契約内容を反映した唯一の正しい情報源となります。
Holafly公式アプリでの確認手順
旅行者にとって最も手軽で分かりやすい管理ツールが、Holaflyの公式モバイルアプリです。リアルタイムでプランの状況を確認するための主要な手段と言えます。
アプリを使った確認手順は以下の通りです。
- スマートフォンにHolaflyアプリをインストールし、開きます。
- eSIM購入時に使用したメールアドレスでログインします。
- アプリ内の「eSIM管理」といった項目に進みます。
- 状況を確認したいeSIMを選ぶと、プランのステータスが表示されます。
ここには、プランがいつ始まったか（有効化日）、あと何日使えるか（終了日）といった重要な情報がすべて集約されています。
Holafly公式ウェブサイトでの確認手順
もしアプリをインストールしていない場合や、パソコンから確認したい場合でも大丈夫です。Holaflyの公式ウェブサイトが、アプリとまったく同じ情報を提供します。
ウェブサイトを使った確認手順は以下の通りです。
- Holaflyの公式サイトにアクセスします。
- メニューから「ログイン」を選び、「Holaflyセンター」へ進みます。
- 購入時のメールアドレスでログインします。
- 有効なeSIMの一覧から、確認したいeSIMを選びます。
これで、アプリと同様に詳細なプラン情報を確認できます。私がいつも確認するのは、このどちらかの方法です。
要注意｜スマホ本体の設定は不正確
多くの人が間違えやすい点ですが、iPhoneやAndroidなど、スマートフォン本体の「設定」アプリでデータ使用量を確認するのは危険です。なぜなら、その数値はHolaflyのプラン残日数とは全く関係がないからです。
iPhone (iOS) のデータ追跡の罠
iPhoneの「設定」から「モバイル通信」に進むと、各eSIMが使ったデータ量が表示されます。しかし、ここで表示される数値は、前回手動で統計をリセットしてからの「累計データ使用量」に過ぎません。
このカウンターは、あなたのHolaflyプランがあと何日有効か、データがどれだけ残っているかを全く認識していません。したがって、この数値を見て残日数を判断することはできません。
Androidのデータ追跡も同様
Androidデバイスでも事情は同じです。「設定」から「データ使用量」などを確認できますが、これも単にスマホを通過したデータ量を計測しているだけです。
スマホ本体の機能は、あくまで汎用的な目安でしかありません。私が必ず公式アプリで確認するのは、この「システムとサービス（Holafly）のズレ」による誤解を避けるためです。本体設定を信じると、まだ使えるのに使わなかったり、逆に切れているのに気づかなかったりする原因になります。
Holaflyプランの仕組みを徹底解説
残日数を正しく管理するためには、Holaflyのプランがいつ始まり、いつ終わるのか、その「仕組み」を理解しておくことが不可欠です。eSIMのライフサイクルを能動的に管理しましょう。
アクティベート｜いつ日数が減り始めるか
Holaflyプランの日数カウントダウンは、日本で購入した瞬間には始まりません。カウントダウンが開始されるのは、eSIMが渡航先の対応ネットワークに初めて接続し、有効化（アクティベート）された瞬間です。
この日付が、アプリやウェブサイト上で「有効化日」として記録されます。すべての日数計算は、この日を基準に行われます。
プランによる表示の違い
Holaflyのアプリやウェブサイトで表示される情報は、あなたが購入したプランの種類によって少し意味合いが変わります。「データ無制限プラン」か「データ容量制限付きプラン」かを確認しましょう。
データ無制限プランの場合
データ無制限プランを利用している場合、私が管理すべきは「時間」だけです。データ使用量を気にする必要がありません。
ダッシュボードでは「有効化日」と「終了日」に注目します。データ残量（GB）は表示されません。単純に、決められた日数だけ使えるシンプルなプランです。
データ容量制限付きプランの場合
データ容量に上限があるプラン（例｜30日間で10GB）を選んだ場合、管理すべきは「時間」と「データ量」の二つです。プランは、有効期間が満了するか、データ容量を使い切るか、どちらか早い方の条件で終了します。
このプランでは、アプリに「残りデータ量（残りGB）」も表示されます。日数の残りにも、データ量の残りにも注意を払う必要があります。
延長（トップアップ）の重要ルール
もし旅行が長引きそうで日数を延長（トップアップ）したい場合、非常に重要なルールがあります。それは、トップアップは有効期間が切れる前の、アクティブなeSIMに対してしか実行できないという点です。
一度プランの有効期間が満了してしまうと、そのeSIMに日数やデータを追加する権利も失われます。その場合は、全く新しいeSIMを買い直すしかありません。私が定期的に残日数を確認するのは、この「延長する権利」を失わないためでもあります。
まとめ
Holafly eSIMは海外旅行の強力な味方です。その能力を最大限に引き出すには、正確な残日数管理が欠かせません。
私が実践している管理方法はシンプルです。残日数やデータ残量は、必ずHolaflyの公式アプリまたはウェブサイトで確認します。スマートフォンの本体設定は絶対に信用しません。このルールを守るだけで、海外でのデータ通信に関する不安から解放され、旅行そのものに集中できます。