LINEMOで2回線目の契約を考えていませんか。仕事とプライベートの番号を分けたい、通信障害に備えたい、家族にスマホを持たせたいなど、複数回線を持つ理由はさまざまです。
この記事では、LINEMOで2回線目を契約するメリットから、お得なキャンペーン情報、具体的な契約手順、そして契約前に知っておくべき注意点まで、私が調べ上げた情報を網羅的に解説します。他社との比較も交えながら、あなたにとって最適な選択ができるようお手伝いします。
LINEMOで2回線目を契約するメリット

LINEMOで2回線目を契約すると、日常生活や仕事において多くの利点があります。特にデュアルSIM対応のスマートフォンを使えば、1台の端末で2つの番号を賢く使い分けられます。
仕事とプライベートを完全に分離できる
私が2回線目を持って最も便利だと感じるのは、仕事用とプライベート用の電話番号を明確に分けられる点です。1台のスマホで2つの番号を管理できるため、プライベートな時間に仕事の電話に邪魔されることがなくなります。
月額990円の「ベストプラン」で運用すれば、低コストで仕事用の連絡手段を確保できます。これは、心の平穏を保つための賢い投資と言えるでしょう。
通信障害に備えるバックアップ回線になる
近年、大手キャリアで大規模な通信障害が起きることが増えました。LINEMOはソフトバンク回線を利用しているため、ドコモやauなど、別のキャリア回線と組み合わせることで、万が一の通信障害に対する強力な備えとなります。
例えば、メイン回線がドコモ系(ahamoなど)の場合、サブ回線にLINEMOを持っておけば、ドコモで障害が起きてもソフトバンク回線で通信を維持できます。これを「ネットワークの冗長化」と呼び、通信手段を確保する上で非常に重要です。
家族用の回線をまとめて管理できる
LINEMOは契約者と利用者を分けて登録できます。これにより、例えば親が契約者となり、子どもを利用者として登録することで、家族用の回線を一元管理できます。
請求は契約者にまとめられるため、支払いの管理がシンプルになります。LINEMOは同一名義で最大5回線まで契約できるので、複数のお子さんや家族の分をまとめて契約するのに便利です。
LINEギガフリーでデータ消費を気にせず連絡できる
LINEMO独自の強力なメリットが「LINEギガフリー」です。これは、LINEアプリのトークや音声通話、ビデオ通話で消費するデータ量がカウントされない機能です。
たとえデータ容量を使い切って速度制限がかかった状態でも、LINEの主要機能は快適な速度で利用できます。子どもに持たせる回線として、いつでもLINEで連絡が取れるという安心感は、他のサービスにはない大きな魅力です。
LINEMOの2回線目契約で使えるキャンペーン

LINEMOでは、2回線目の契約者向けにお得なキャンペーンを用意しています。ご自身の状況に合わせて最適なキャンペーンを選びましょう。
既存契約者向け|追加申込キャンペーン
すでにLINEMOを契約している方が2回線目以降を追加で申し込む場合に利用できるキャンペーンです。私もこのキャンペーンを利用して回線を追加しました。
- 特典内容|PayPayポイント3,000円相当
- 適用条件|LINEMO公式サイトのキャンペーン専用ページから申し込むこと
- 対象プラン|ベストプラン、ベストプランV
- 注意点|会員ページ「My Menu」からの申し込みは対象外です。ソフトバンク、ワイモバイルからの乗り換えも対象外となります。
新規契約者向け|2回線まとめて申し込みキャンペーン
これからLINEMOを契約する方が、一度に2回線を申し込む場合に最もお得になるキャンペーンです。家族で同時に乗り換える場合などに最適です。
- 特典内容|1回線目は通常の新規契約キャンペーン(最大20,000円相当など)、2回線目は3,000円相当のPayPayポイントが付与されます。
- 適用条件|公式サイトの専用ページから2回線まとめて申し込むこと
- 注意点|2025年6月現在、この方法は物理SIMカードでの申し込みに限定されます。eSIMを希望する場合は1回線ずつ申し込む必要があります。
誰でも使える|通話オプション割引キャンペーン2
上記のキャンペーンと併用できる、通話オプションの割引です。2回線目の契約でももちろん適用されます。
- 特典内容|通話オプションの月額料金が契約の翌月から7ヶ月間550円割引になります。
- 具体的な効果|1回5分以内の国内通話がかけ放題になる「通話準定額」(月額550円)が、7ヶ月間実質0円で利用できます。
LINEMOで2回線目を契約する手順

LINEMOの2回線目契約は、いくつかのポイントを押さえればオンラインで簡単に完結します。ここでは、申し込みから開通までの流れを解説します。
申し込み前の準備リスト
スムーズに手続きを進めるために、以下のものを事前に手元に用意しておきましょう。
| 必要なもの | 詳細 |
| 本人確認書類 | 運転免許証 or マイナンバーカードが推奨されます。 |
| 支払方法 | クレジットカード or 口座振替用の銀行口座情報。 |
| MNP予約番号 | 他社から電話番号を引き継ぐ場合のみ必要です。 |
| 対応端末 | LINEMO公式サイトで動作確認済みのスマートフォン。 |
【重要】キャンペーンページから申し込む
私が最も強調したい注意点が、申し込みの入り口です。3,000円相当のPayPayポイント特典を受け取るためには、必ずLINEMOから手続きを開始する必要があります。
SIMの種類と申し込み方法を選ぶ
ご自身の状況に合わせて申し込み方法を選択します。SIMカードには物理的なカードと、スマホ本体に内蔵されたデジタルのeSIMがあります。
新規契約者が2回線同時に申し込む場合(物理SIMのみ)
LINEMOを初めて契約する方が、一度にまとめて2回線を申し込む方法です。入力の手間が一度で済むため効率的です。
- 公式サイトの「2回線まとめて申し込みキャンペーン」ページにアクセスします。
- 画面の指示に従い、1回線目と2回線目の情報をそれぞれ入力します。
- 一度の本人確認手続きで申し込みを完了させます。
既存契約者が追加で申し込む場合(物理SIM・eSIM)
すでにLINEMOを利用中の方が2回線目を追加する標準的な方法です。物理SIMとeSIMのどちらも選べます。
- 公式サイトの「契約者向け!追加申込キャンペーン」ページにアクセスします。
- 「今すぐ申し込む」ボタンから、新しい回線の申し込み手続きを開始します。
- 手続きの途中で「現在LINEMOを契約していますか?」という質問に「はい」と回答します。
eSIMで申し込む場合の開通手順
eSIMはSIMカードの到着を待つ必要がなくスピーディーですが、開通手順に少しコツが必要です。
- 申し込み後、審査が完了すると「eSIMプロファイルダウンロードのお知らせ」というメールが届きます。
- メール内のリンクを、eSIMを設定したいスマホとは別の端末(PCやタブレットなど)で開いて、QRコードを表示させます。
- eSIMを設定したいスマホで「設定」アプリを開き、「モバイル通信」>「eSIMを追加」の順に進みます。
- スマホのカメラで、別端末に表示したQRコードを読み取ります。
- 画面の指示に従い、回線切替手続きを行えば開通完了です。
LINEMOで2回線目を契約する際の注意点

LINEMOの2回線目契約はメリットが多い一方で、いくつか知っておくべき注意点があります。契約後に後悔しないよう、しっかり確認しておきましょう。
適用対象外のキャンペーンがある
LINEMOが実施しているキャンペーンの中には、初めて契約する方のみを対象とした高額な特典があります。例えば「MNPで16,000円相当還元」といったキャンペーンは、既存契約者が追加する2回線目には適用されません。
2回線目の契約は、あくまで「追加申込キャンペーン」の対象となることを理解しておきましょう。
My Menuからの申し込みはキャンペーン対象外
繰り返しになりますが、これは非常に重要なポイントです。既存契約者が会員ページである「My Menu」から手軽に追加申し込みをすると、3,000円相当のPayPayポイントは付与されません。
必ず公式サイトのキャンペーンページを経由して申し込む必要があります。
家族割引やデータシェアはない
LINEMOはシンプルな料金プランを実現するために、ソフトバンクやワイモバイルにあるような家族割引や複数回線割引を提供していません。2回線契約しても、それぞれの回線が個別に満額請求されます。
余ったデータ容量を他の回線と分け合う「データシェア」のような機能もないため、各回線でデータ量を管理する必要があります。
サポートはオンラインチャットのみ
LINEMOには、店舗や電話でのサポート窓口がありません。問い合わせはすべてオンラインのチャットサポートを利用します。
簡単な質問であればすぐに解決できますが、複雑なトラブルが発生した際には、テキストベースでのやり取りに時間がかかったり、もどかしく感じたりすることがあるかもしれません。この点は価格とのトレードオフと考える必要があります。
ポイント付与は7ヶ月後と遅い
キャンペーンで付与されるPayPayポイントは、すぐにもらえるわけではありません。ポイントが付与されるのは、回線が開通した月を1ヶ月目として、7ヶ月目の上旬です。
付与時期が先であること、そしてメールで届くギフトコードを自分で登録する必要があることを覚えておきましょう。
【徹底比較】LINEMOの2回線目は他社と比べてどう?

LINEMOの2回線目契約は魅力的ですが、他社のサービスと比較してどうなのでしょうか。ここでは、主要な競合サービスであるahamo、povo、楽天モバイルと比較し、それぞれの特徴を明らかにします。
ahamo|高額な乗り換え特典が魅力
NTTドコモが提供するahamoは、乗り換え(MNP)で10,000円相当以上のdポイントがもらえるキャンペーンを頻繁に実施しており、この特典は2回線目以降の契約にも適用されることが多いです。
ただし、ahamoは1つの回線ごとに1つのdアカウントが必要で、複数回線を管理する手間が非常に煩雑です。初期の金銭的リターンを最大化したい、かつアカウント管理の手間を厭わない人向けの選択肢です。

povo|基本料0円のバックアップ回線に最適
auが提供するpovoは、月額基本料が0円で、データ通信や通話を使いたい分だけ「トッピング」として都度購入する独特のプランです。
180日間に一度、有料トッピングを購入しさえすれば回線を維持できるため、通信障害に備える純粋なバックアップ回線として持つなら、povoは最強の選択肢と言えます。ただし、日常的に少しでも使う場合は、都度購入の手間が発生します。
楽天モバイル|継続的な割引が強み
楽天モバイルは、「最強家族プログラム」という割引を提供しています。これは家族だけでなく、同一名義の複数回線にも適用され、1回線あたり毎月110円の割引が永続的に受けられます。
LINEMOの一時的な3,000円特典と、楽天モバイルの継続的な割引を天秤にかけることになります。ネットワーク品質の安定性を重視するならLINEMO、長期的なコスト削減を重視するなら楽天モバイルが有力候補となります。

比較表でわかる各社の違い
各社の特徴を一覧表にまとめました。ご自身の使い方に合ったサービスを見つけるための参考にしてください。
| キャリア | 2回線目の特典 | 月額料金(最安) | 継続割引 |
| LINEMO | 3,000円相当 (一時的) | 990円 (3GB) | なし |
| ahamo | 最大20,000円相当 (MNP時) | 2,970円 (20GB) | なし |
| povo | キャンペーンによる | 0円 (トッピング制) | なし |
| 楽天モバイル | 7,000pt〜+継続割引 | 1,078円 (3GBまで) | あり (110円/月) |
まとめ

LINEMOの2回線目契約は、高品質なソフトバンク回線を低価格で利用でき、LINEギガフリーという独自の強みを持つ、非常にバランスの取れた選択肢です。
- メリット|仕事とプライベートの分離、通信障害対策、家族用回線の管理、LINEギガフリー
- キャンペーン|既存契約者・新規契約者ともに3,000円相当のポイント還元あり
- 手順の要点|必ず公式サイトのキャンペーンページから申し込むこと
- 注意点|家族割なし、サポートはチャットのみ、ポイント付与は7ヶ月後
- 他社比較|手軽さと品質ならLINEMO、高額還元ならahamo、0円維持ならpovo、長期割引なら楽天モバイル
これらの情報を総合的に判断し、ご自身の利用目的に最も合った選択をすることが重要です。この記事が、あなたの賢いスマホライフの実現に役立てば幸いです。


