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スマホ1台で完結!PC不要なeSIMのQRコード読み取り方とアクティベート

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eSIMは、物理的なSIMカードを抜き差しする必要がない、非常に便利なデジタルSIMです。スマホ本体に通信プランを直接ダウンロードするため、乗り換えや海外での利用が驚くほど簡単になります。しかし、設定方法、特にQRコードの読み取りに難しさを感じる方も少なくありません。

私が実践している、PCを使わずスマホ1台だけでeSIMを有効化する具体的な手順から、万が一のトラブル解決法まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。この記事を読めば、誰でも自信を持ってeSIMをスタートできるでしょう。

タップできる目次

eSIM設定を始める前に!必須の準備とチェックリスト

eSIMのアクティベートで起こる問題の多くは、事前の準備不足が原因です。スムーズな設定のために、私が必ず確認する必須項目を紹介します。この準備を確実に行うことで、失敗する確率を大幅に減らせます。

お使いのスマホはeSIM対応?EIDで一発確認する方法

eSIMを利用するには、お使いのスマートフォンがeSIMに対応している必要があります。この確認は非常に簡単です。

最も確実な方法は、スマホの電話アプリで「*#06#」と入力することです。入力すると自動的に端末情報が表示され、そこに「EID」という32桁の番号があれば、そのスマホはeSIMに対応しています。iPhoneなら「設定」>「一般」>「情報」からも確認できます。

SIMロックは解除済み?確認と解除のステップ

契約したキャリア以外のeSIMを使う場合、お使いのスマホが「SIMフリー」でなければいけません。SIMロックがかかっていると、特定のキャリアのeSIMしか利用できないからです。

SIMロックの状態は、以下の方法で確認します。

デバイス確認方法
iPhone「設定」>「一般」>「情報」と進み、「SIMロック」の項目が「SIMロックなし」になっていればOKです。
Android「設定」>「デバイス情報」>「SIMカードステータス」などで確認し、「許可」されていればSIMフリーです。

もしSIMロックがかかっていたら、購入元のキャリアのウェブサイト(My docomoなど)からオンラインで解除手続きをしましょう。手続きには「IMEI(製造番号)」が必要ですが、これも「*#06#」で確認できます。

意外な落とし穴|安定したWi-Fi環境と最新OSの重要性

eSIMのアクティベートには、安定したWi-Fi接続が絶対に必要です。QRコードはeSIMプロファイル(通信プランのデータ)をサーバーからダウンロードするための「リンク」に過ぎないからです。Wi-Fiがなければ、ダウンロードができず設定は失敗します。

予期せぬ不具合を避けるため、OS(オペレーティングシステム)を最新バージョンにアップデートしておくことも強く推奨します。古いOSが原因で、アクティベートが正常に完了しないケースがあるからです。

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【iPhone/iPad編】スマホ1台で完結!QRコード読み取りの全手順

Apple製品は操作が統一されているため、eSIMの設定も比較的シンプルです。私が実践している、PCを使わずにiPhone1台で完結させる方法を含めて、具体的な手順を解説します。

基本のやり方|設定アプリからQRコードをスキャンする

これは最も標準的な方法で、印刷されたQRコードや別の画面に表示されたQRコードを読み取る場合に用います。

  1. 「設定」アプリを開き、「モバイル通信」をタップします。
  2. 「eSIMを追加」を選択します。
  3. 「QRコードを使用」をタップするとカメラが起動します。
  4. 画面のフレーム内にQRコードを収めるようにかざしてスキャンします。

PC不要の裏ワザ|画面上のQRコードを直接読み込む方法

メールなどで送られてきたQRコードを、PCを使わずiPhoneの画面上だけで読み取る便利な方法があります。

スクリーンショットから読み込む

QRコードが表示されている画面のスクリーンショットを撮っておくのがポイントです。

  1. 上記「基本のやり方」の手順3まで進み、カメラのスキャン画面を開きます。
  2. 画面下部にある「”写真”を開く」をタップします。
  3. 写真ライブラリが開くので、事前に撮影したQRコードの画像を選択します。

これだけでiPhoneが画像を認識し、eSIMのインストールが始まります。

QRコード長押しで直接追加する(iOS 17.4以降)

最新のiOSでは、さらに直感的な操作ができます。

メールやブラウザで表示されているQRコードの画像を長押しします。するとメニューが表示され、その中に「eSIMを追加」という選択肢が現れます。これをタップするだけで、直接アクティベート画面に進めるので非常に効率的です。

カメラが使えない時の最終手段|手動入力でのアクティベート

カメラの調子が悪かったり、QRコードが不鮮明で読み取れなかったりする場合の代替手段です。

QRコードのスキャン画面で、下部にある「詳細情報を手動で入力」をタップします。通信事業者から提供された「SM-DP+アドレス」と「アクティベーションコード」を正確に入力してください。コピー&ペーストが確実です。

設定完了後のひと手間|eSIMを便利に使うための初期設定

アクティベートが完了したら、使いやすくするための設定を行いましょう。

「設定」>「モバイル通信」で、追加したeSIMに「仕事用」「データ専用」など分かりやすい名前(ラベル)を付けます。デュアルSIMで利用する場合、音声通話やデータ通信でどちらの回線を優先的に使うか(デフォルト回線)も設定しておくと、意図しない通信を防ぎ、快適に利用できます。

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【Android編】機種ごとの違いも解説!QRコード読み取りガイド

Androidスマホはメーカーによって設定画面の名称や階層が異なりますが、基本的な流れは同じです。私が様々な機種で試した経験から、どんなAndroidでも迷わないための普遍的な流れと、主要メーカーごとの具体的な手順を解説します。

全機種共通の基本フロー|「SIMの追加」を目指す

メーカーが違っても、最終的なゴールは「SIMを追加する」画面にたどり着くことです。

「設定」アプリを開き、「ネットワークとインターネット」あるいは「接続」という項目を探します。その中にある「SIM」や「SIMカードマネージャー」に進み、「+」アイコンや「eSIMを追加」といったボタンをタップすれば、QRコードのスキャン画面が起動します。

主要メーカー別|具体的な設定手順

ここでは、代表的なメーカーの具体的な手順を紹介します。

Google Pixelの場合

Androidの基準となるUIです。

「設定」>「ネットワークとインターネット」>「SIM」>「+ SIM を追加」の順に進みます。

Samsung Galaxyの場合

独自の「SIMカードマネージャー」という名称を使っています。

「設定」>「接続」>「SIMカードマネージャー」>「+ eSIMを追加」の順に進みます。

Sony Xperiaの場合

標準的な構成に近いですが、文言が少し異なります。

「設定」>「ネットワークとインターネット」>「SIM」>「+」アイコンをタップし、「SIMをダウンロードしますか?」を選択します。

QRコードが読めない時に|Androidでの手動入力方法

Androidでももちろん手動入力はできます。QRコードのスキャン画面で、「ヘルプ」や「自分で入力」といったリンクを探してタップします。

iPhoneと同様に「SM-DP+アドレス」と「アクティベーションコード」を入力します。これらが一つにまとまった「LPAコード」という長い文字列で提供されることもあります。

これを忘れると繋がらない!有効化とAPN設定

Androidの場合、プロファイルのダウンロード後に一手間必要なことがあります。これを忘れると通信できないので注意が必要です。

  • SIMの有効化|ダウンロード後、SIMの管理画面に戻り、追加したeSIMの「SIMを使用」スイッチをオンにする必要があります。
  • APN設定|特に格安SIM(MVNO)では、データ通信のためにAPN(アクセスポイント名)の設定が必須です。SIMの設定項目から「アクセスポイント名」を選び、通信事業者から指定された情報を入力・保存します。

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繋がらない?eSIMのトラブル完全解決マニュアル

万が一eSIMがうまく繋がらなくても、焦る必要はありません。私が実践しているトラブルシューティングの手順を紹介します。そして、絶対にやってはいけないこともお伝えします。

QRコードが読み取れない|原因別の対処法

カメラをかざしても反応がない場合、以下の原因が考えられます。

原因対処法
コードが不鮮明印刷がかすれていたり、画面が暗すぎたりすると読み取れません。コードを鮮明に表示し直し、明るい場所で試しましょう。
カメラレンズの汚れ柔らかい布でレンズを優しく拭いてから再挑戦します。
使用済みのQRコードeSIMのQRコードは基本的に一度しか使えません。既にインストール試行済みの場合は、通信事業者に再発行を依頼する必要があります。

「アクティベートできません」エラーが出た時のチェック項目

スキャン後にエラーが表示される場合、いくつかの原因が考えられます。

  • Wi-Fi接続の不安定|安定したWi-Fiに再接続して試します。
  • SIMロック端末|お使いのスマホがSIMロックされていないか再確認します。
  • 渡航前の設定(海外用eSIM)|海外旅行用のeSIMは、現地に到着しないとアクティベートできない仕様のものが多くあります。これはエラーではないので、目的地に着いてから再度試します。

インストール後に圏外になる時の回復手順

インストールは成功したのに「圏外」のまま。こんな時は以下の手順を上から順番に試してください。

  1. eSIMがオンか確認|SIMの管理画面で、eSIMが有効になっているか、データ通信用に選択されているか確認します。
  2. 機内モードのオンオフ|機内モードをオンにし、30秒ほど待ってからオフに戻します。これでネットワークを再検索します。
  3. スマホの再起動|単純ですが非常に効果的です。一度でダメでも数回試す価値はあります。
  4. データローミングの確認(海外利用者)|海外で使う場合は、eSIMの「データローミング」をオンにしないと通信できません。

【最重要】絶対に守るべき黄金律|eSIMプロファイルは削除しない

私が最も強調したい注意点です。eSIMがうまく機能しないからといって、絶対に自己判断でeSIMプロファイルを削除してはいけません。

eSIMプロファイルを削除する行為は、物理的なSIMカードをハサミで切断するのと同じです。一度削除すると、同じQRコードでの再インストールはできなくなります。復旧するには通信事業者に再発行を依頼する必要があり、多くの場合、手数料と時間がかかります。トラブルが解決しない時は、プロファイルを削除する前に必ず通信事業者のサポートに連絡してください。

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もっと便利に!eSIMの高度な管理と活用術

eSIMはただ設定するだけでなく、その特性を理解するとさらに活用の幅が広がります。デュアルSIMの使いこなしや、機種変更時のポイントを紹介します。

仕事とプライベートを両立|デュアルSIMの賢い使い分け

物理SIMとeSIMを併用すれば、1台のスマホで2つの回線を使えます。

各回線に「個人用」「仕事用」など分かりやすいラベルを付け、音声通話は個人用、データ通信は仕事用、というようにデフォルト回線を設定しておくと、自動で回線が切り替わり非常に便利です。

機種変更も怖くない|新しいスマホへのeSIM移行方法

スマホを買い替える際のeSIM移行は、キャリアやOSによって手順が異なります。

iPhone同士(iOS 16以降)なら、設定の「クイック転送」機能でワイヤレスで簡単にeSIMを移行できます。Androidの一部機種でも同様の機能があります。しかし、これらの機能が使えない場合(例|AndroidからiPhone)は、基本的に通信事業者に連絡して新しいデバイス用のQRコードを再発行してもらう必要があります。

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まとめ

eSIMの設定は、正しい手順と知識があれば、決して難しいものではありません。PCがなくても、お手元のスマートフォン1台だけで全てを完結できます。

今回の記事の要点をまとめます。

  • 準備が成功の鍵|eSIM対応、SIMロック解除、安定したWi-Fiの3点は設定前に必ず確認しましょう。
  • 正しい手順をなぞる|お使いのiPhoneやAndroidの機種に合わせた、具体的な設定方法に従って操作します。
  • トラブルは冷静に対処|繋がらなくても慌てず、機内モードのオンオフや再起動といった回復手順を試します。
  • プロファイルは削除しない|最大の注意点は、自己判断でeSIMプロファイルを削除しないことです。困ったときは必ず事業者に相談します。

eSIMは、私たちの通信スタイルをより自由に、より柔軟にしてくれる画期的な技術です。この記事を参考に、あなたも自信を持ってeSIMデビューを果たし、その快適さを体験してください。

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