近年、海外旅行やビジネス出張が再び活発になる中、渡航先でのインターネット接続は生活や仕事において不可欠な要素となっています。
そんな中、ドコモが提供するオンライン専用プラン「ahamo」は、手軽に利用できる海外ローミングサービスを提供しており、多くのユーザーから高い評価を受けています。
本記事では、ahamoの海外ローミングについて、その仕組みから使い方、料金体系、メリット・デメリットまで、初心者にもわかりやすく徹底解説します。
海外でも快適に通信を行うための完全ガイドとして、ぜひ参考にしてください。
ahamoの海外ローミングとは?基本の仕組みを解説
ahamoの海外ローミングは、申し込み不要・追加料金不要で使える、非常にシンプルなサービスです。
対応エリアは91の国と地域
ahamoの海外データ通信サービスは、北米、アジア、ヨーロッパ、中南米、中東、アフリカなど、合計91の国と地域に対応しています。
これにより、日本人が多く訪れる旅行先の98%以上をカバーしており、主要都市での利用には困りません。
データ通信は月間30GBまで無料で利用可能
海外でも、国内と合わせて月間30GBまでのデータ通信が可能です。
「大盛りオプション」に加入していても、海外での利用はこの上限内となり、追加のデータ購入をしても、15日経過後は通信速度が128kbpsに制限されます。
音声通話・SMSも利用可能だが料金に注意
データ通信とは別に、音声通話やSMSも海外で利用できますが、料金体系が異なります。
通話は1分あたり140円~、SMS送信は1通100円となっており、受信も着信料金がかかる点に注意が必要です。
海外ローミングの設定方法と利用手順
ahamoの海外ローミングは事前の申し込み不要ですが、設定は必要です。
iPhoneでの設定方法
- 設定アプリを開く
- 「モバイル通信」→「通信のオプション」をタップ
- 「データローミング」をオンにする
Androidでの設定方法
- 設定アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」
- 「データローミング」をオンにする
利用開始タイミングと注意点
最初に海外で通信を行った瞬間が起算日となり、そこから15日経過後に速度制限が発生します。
通信速度・制限・料金の詳細とその仕組み
快適な通信を維持するためには、ahamoの通信制限についての理解が重要です。
月間30GBを超えると1Mbpsに制限
国内外問わず、月間30GBを超過すると通信速度は1Mbpsに制限されます。
この速度はSNSや軽いWeb閲覧には支障がない程度ですが、動画視聴や大容量データのやり取りには不向きです。
海外滞在が15日を超えると128kbpsに制限
海外での通信利用が15日を超えると、速度は128kbpsにまで低下します。
この制限は、利用可能データ量の追加購入では解除できず、日本に帰国するまで続きます。
通信制限中の実用性は限定的
128kbpsでは、テキストメッセージや簡単なSNSの閲覧はできますが、画像の読み込みや動画視聴は非常に困難です。
実質的には使い物にならないレベルと考えておいた方が良いでしょう。
通話・SMSの利用料金と注意点
データ通信とは異なり、通話とSMSには料金が発生します。
音声通話の料金体系
通話料金の一例は以下の通りです:
通話先 | 発信時料金(1分) | 着信時料金(1分) |
---|---|---|
日本 | 約140円 | 約175円 |
アメリカ | 約140円 | 約175円 |
ヨーロッパ各国 | 約155円〜 | 約175円〜 |
「5分以内無料通話」や「かけ放題」は海外では適用されません。
SMSの料金体系
SMSは受信は無料ですが、送信は1通100円かかります。
送信時には国番号を含めた国際形式での入力が必要です。
月額利用額の上限に注意
音声通話とSMSの合計利用額が月間5万円を超えた場合、当月末まで海外ローミングのすべてのサービスが停止されます。
他社のローミングサービスとの比較
ahamoの海外ローミングは他社と比べてどうなのか、主要サービスと比較してみましょう。
サービス | データ容量(海外) | 追加料金 | 利用条件 | 速度制限 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
ahamo | 月間30GB | 無料 | なし | 15日後128kbps | シンプル・大容量 |
楽天モバイル | 月間2GB | 無料 | Rakuten Link利用 | 超過後128kbps | Linkアプリ利用が前提 |
LINEMO | オプション加入 | 有料 | 5ヶ月以上の契約など | プランによる | 通話割引あり |
UQモバイル | オプション加入 | 有料 | 別途申し込み | プランによる | 通話パック対応可 |
povo | トッピング制 | 有料 | トッピング購入要 | 期間・容量を選択可 | 柔軟に使える |
このように、ahamoはデータ容量とコストパフォーマンスの面で非常に優れています。
ただし、長期滞在者にとっては速度制限がネックとなる場合があります。
ahamoの海外ローミングに関する口コミと実体験
実際にahamoを使ったユーザーの声からも、その使い勝手が見えてきます。
好評な点:手軽でコスパが良い
設定さえすれば追加料金不要で、すぐに使える手軽さが高評価です。
昔は海外行く時Wi-Fi借りてたけど、今はahamoでローミング。無料で使えて、何もしなくていいから、よく海外行く人に超絶オススメしてる。韓国では電話もするから韓国もeSIMも月入れてるけどこの組み合わせが最強すぎる。 pic.twitter.com/wYmpe21J1G
— たなかちひろ@韓国美容サロン経営 (@WEBEAUTY_tanaka) February 17, 2025
いろいろ調べたけど、台北きて、ahamoの海外ローミングが便利で驚いた!空港ついて、海外ローミングオンにした途端、日本と同じに使える。
— ネコまんま (@3qbDtS7AquSupzs) March 25, 2025
市内も九份も十份も問題なし。
ahamoにしてよかった。eSIMとかしなくていいし、無料なのが嬉しい。 ahamoの海外ローミングおすすめです。
不満な点:日本での通信が安定しない
一方で、日本国内でのahamoは、他のキャリアと比べて通信が安定しないと口コミが寄せられています。
ドコモ(ahamo)がダメすぎてサブスマホのpovoにテザリングに繋ぐのが1番通信安定するという訳のわからなさ。海外ローミングの利便性を取ってahamoを使い続けてきたけどそろそろ潮時である。
— Nagisa Ichikawa 🧠 酔拳十段 (@nagiko726) December 1, 2024
まとめ
ahamoの海外ローミングサービスは、シンプルで分かりやすく、短期の海外旅行や出張には最適です。月間30GBという大容量データを追加料金なしで利用できるのは、他社と比較しても大きな強みです。
特別な手続き不要で使える手軽さも、多くのユーザーに支持されている理由の一つです。
ただし、15日を超える滞在や、通話・SMSの頻繁な利用には注意が必要です。長期滞在や通話重視の方は、他のオプションも検討すると良いでしょう。
今後は、通話プランの柔軟性や対応エリアの拡充が期待される中、ahamoは「使いやすくてコスパが良い海外通信サービス」として、引き続き注目を集める存在です。